コロナ禍で就活も様変わり! 最新ワードは「コロキャン」「ガクチカ」...意味わかる?

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   今月(2021年3月)から就職活動が本格的にスタートしたということで、「コロナ禍の就活」について取り上げられた。

   最新就活ワードは「コロキャン」「ガクチカ」。聞き慣れない言葉だが、それぞれ「新型コロナの影響で採用イベントや面接がキャンセルされてしまったこと」「学生時代に力を入れたこと」を指す。

   石井隆広アナウンサー「これまでは留学やサークル活動が自己PRの定番だったんですが、コロナ禍でそれができていない、『ガクチカがない』という文脈でも使われます」

人との交流ができないからこそ親子の会話を大事に!「自分の仕事や会社の話をしてあげて」

   現役の学生からはほかにも、志望業界の採用縮小や、企業訪問や学生同士の交流の減少で視野が狭くなりがちという悩みの声が上がっている。

   コロナ禍での就活の乗り切り方について、就職情報サイトの木之本敬介編集長がアドバイスした。

   木之本さん「近年、空前の売り手市場とずっと言われてきたんですが、コロナの影響で学生に特に人気の航空業界、旅行業界、鉄道、アパレルといったところが大変厳しい業績になっていて採用が厳しくなっている。一方でITや食品など、巣ごもり需要もあるので、視野を広げることが大事です」

   就活が在宅、オンライン化されていることで人との交流が減っていることも問題だが、だからこそ親など身近な大人の存在が重要だという。

   木之本さん「外の人とはなかなか会えないけれども、親子、あるいは身近な大人と話す機会は今まで以上にあるわけですから、これを是非活用してください。就活について親子でコミュニケーションを取る。今まで自分の仕事、会社について子供に話したことがないという方は多いと思うんですが、これを話してください。そうすると仕事のことが伝わります。『ガクチカ書けない』という話がありましたが、子供のいいところを知っているのは親ですから、君のこういうところが一番いい、社会でこういう風に通じるんじゃないか、こんな話をして、気付きや選択肢を与えていただきたいです」

文   ピコ花子
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