<レッドアイズ 監視捜査班/第7話>(日本テレビ系3月6日土曜放送)
伏見のもとに殺害された婚約者の盗撮動画が。送り主に呼び出され、不覚にも麻酔銃で撃たれ連れ去られてしまう

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   神奈川県警捜査一課の優秀な刑事だった伏見響介(亀梨和也)は、日本全国に約500万台設置されている防犯カメラの監視システムを駆使して犯罪捜査を行う神奈川県警捜査分析センター(KSBC)初代統括責任者・島原由梨(松下奈緒)に誘われ、詐欺の前科がある犯罪心理学者で元国立大学教授・山崎辰二郎(木村祐一)、DV夫を殺害した元自衛官のシングルマザー・湊川由美子(シシド・カフカ)、有名工科大学を主席で卒業した天才ハッカー・小牧要(松村北斗)とともにKSBC入りした。

   伏見がKSBC入りしたのは、3年前に婚約者の結城美保(小野ゆり子)を殺した右前腕に大きな切り傷がある『青いコートの男』を探し出すためでもあった。

   その後、島原の夫が殺害されたり、湊川が爆殺されそうになったり、小牧が拉致されて貴金属店の倉庫をハッキングするよう強要されるなど、KSBCメンバーやその家族を標的とした事件が相次いだ。いずれの事件も、その裏には犯人たちをそそのかした『先生』と呼ばれる謎の人物がいることが判明した。そして、県警の内部情報を『先生』に漏らしている内通者がいることも。

  • レッドアイズ第7話(日テレ番組サイトより)
    レッドアイズ第7話(日テレ番組サイトより)
  • レッドアイズ第7話(日テレ番組サイトより)

冷凍倉庫に監禁された伏見。犯人は8年前に逮捕された夫婦だった...

   一連の事件の犯人たちに直接指令を出していたのは、鳥羽メンタルクリニックの心理カウンセラー・鳥羽和樹(高嶋政伸)だった。島原の上司で刑事部長・奥州寛治(矢島健一)が夫を殺害された島原にカウンセリングを受けるように命じ、その際に奥州が紹介したカウンセラーが鳥羽だった。鳥羽は島原に「心の強い人ほど折れたときのダメージは大きい。まずは自分の感情に正直になることです」と静かに語りかけた。

   実は、鳥羽が『青いコートの男』なのだが、このときの島原にはそれを知る術はなかった。

   一方、山崎はこれまでに集めた情報を基に『先生』をプロファイルし、『先生』は伏見に強い恨みを抱く人物だと指摘する。

   そんな中、美保の墓参りに行った伏見のもとに、美保の生前の盗撮動画が送られてきた。動画の送り主から呼び出された伏見は、不覚にも麻酔銃で撃たれ、連れ去られてしまう。KSBCに送られてきたライブ映像から、伏見が庫内温度マイナス25度の冷凍倉庫に監禁されていると分かった。60分以内に救出できなければ伏見は凍死する。だが、近隣には冷凍倉庫が数多くあり、なかなか絞り込めない。

   やがて、ライブ映像に仮面をつけた男女の姿が映し出される。2人は鴫野耕平(正名僕蔵)と妻の潤子(大高洋子)だった。夫婦は8年前、病気の娘の治療費のために強盗に入った先で、伏見に逮捕された。そのために娘を亡くし、伏見を逆恨みしていたのだ。潤子は「ここは私たちの墓場です」と言い、夫婦は伏見とともに心中する覚悟でいる。

   陰で夫婦を操っている『先生』の存在を察知した伏見は「あなたたちは騙されている!」と訴えるが、鴫野は「私たちはただ、自分の感情に正直になっただけです」と聞く耳を持たない。その言葉を聞いた島原はあることに気づき、衝撃を受ける。

   一方、湊川たちは、伏見が残したヒントから彼を拉致した男を確保したものの、伏見の監禁場所は特定できない。タイムリミットの60分が迫る中、伏見は低体温症に陥り、動けなくなった。と、そのとき......。

   果たして鳥羽こそが真の黒幕の『先生』なのか? そして、伏見らを何度も絶体絶命の危機に陥れてきた警察内部の裏切り者は誰なのか? 謎が渦巻く中、最後まで目が離せない。(よる10時放送)

寒山

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