「東京都は2週間程度の延長を政府に要請する方向のようです」ときょう3日(2021年3月)の番組で司会の小倉智昭が伝えたのは、今月7日(2021年3月)に期限を迎える緊急事態宣言だ。東京都の小池百合子知事は2週間程度の延長を念頭に、千葉、神奈川、埼玉の各知事と調整しているという。
政治ジャーナリストの田﨑史郎氏によると、きのう2日の夕方、緊急事態宣言の方針について関係閣僚による会議が開催された。菅義偉首相は予定通り解除したい考えだが、西村康稔経済再生相は慎重な姿勢だったという。政府はあす4日に専門家会議を開き、あさって5日に諮問委員会で解除か延長かを決定する見通しだ。
「とくダネ!」が「緊急事態宣言を今月7日で解除すべきか」と1都3県に住む約1300人を対象にアンケート調査をしたところ、「しない方がいい」は55.2%、「した方がいい」は16.7%、「どちらでもない」が28.1%だった。
三田寛子「昨年大学に合格した三男は一度も登校していない」
山﨑夕貴アナウンサー「2週間延長されると、小中学校の卒業式で直接お別れが言えないということがあるかもしれません。17日は東京の桜開花予想日、19日からは春のセンバツ高校野球があります」
司会の小倉智昭「お花見なんかは来年もあることだから我慢すればいいけど、一生に一度の行事はもうノウハウがあるでしょうから、やってやれないことはないと思いますけどね」
三田寛子(女優)「私の三男は昨年大学に入学しましたが、1年間一度も登校しませんでした。この春、1年遅れで入学式をやってあげますよという連絡を学校側からいただいたところでしたが、解除されなかったらまた延びるかもしれませんね」
インターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長「現状の対策は傍観とお願いに終始しており、解除を伸ばしても何もしなければ同じことが続くと思います」
古市憲寿(社会学者)は「今宣言を解除してもしなくても、人々の行動が急に変わるとは思えません。それなのに首都圏の知事がなぜこんなことを言うのかというと、目立ちたいからなのかな」とコメントし、小倉に「それはあまりにもうがちすぎ」と突っ込まれていた。