「山田真貴子・内閣広報官が入院し、きょう1日の国会を欠席したという情報が入りました」と司会の羽鳥慎一が番組途中に伝えた。これについて、政治ジャーリストの田﨑史郎氏が「きのう28日（2021年2月）から入院されて、そのまま辞められるんじゃないかという観測が自民党の中で急速に広がっています」と解説する。
羽鳥「山田さんの今日の動きもまだ分かりませんが、どう思いますか」
石原良純（気象予報士、タレント）「一言でいえば、反発があるかも知れませんが、山田さんは気の毒だと思います。こういう事案にかかわって大変なキャリアを失ってしまうとすれば非常に残念だっただろうなと思いますね」
玉川徹（テレビ朝日コメンテーター）「良純さんは山田さんをかばうような発言をしていましたが、私はこの週末に3人の官僚に取材したところ、共通することは彼らは絶対に接待に行かないということでした。しかし、総務省の官僚たちは嬉々としていったのだろうというのです。菅首相の長男なので断れなくて行ったのではないかと思っていましたが、そうじゃない。総務相、官房長官、総理になったという菅さんのご子息と近付きになれるいい機会だと喜んで行ったと思う。そうじゃないと行かない」
菅長男接待に元官僚「光栄なこと、ワクワクして行ったと思う」
羽鳥「菅さんだからリスクだけど、断れないなと思っていたのではないかと思っていましたが、そうでもないんですか」
元経産相官僚の石川和男氏は「私はワクワクして行ったのだろうと言っていますが、経験から言っても菅さんのご子息から呼ばれたということは光栄なことですよ。焼き肉を食うとか、ゴルフをするとかいうのではなく、将来自分の仕事をやっていくうえで、こういう強い政治家についていけば、自分の政策がうまくいくんじゃないかという、そういう純粋な気持ちで行ったのではないか。どす黒い話ではないと思います。あくまで仕事上でのことです」
羽鳥「ここで速報です。山田さんが辞職願を提出したということです。どういう辞職なのか、接待問題か健康上の問題か」
田﨑史郎（政治ジャーナリスト）「それはあくまで健康問題ですよ。僕は信じたい気持ちありますが、そうは思われないでしょう」