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渡部建が豊洲市場で働いている

   さて、「多目的トイレ不倫」が文春で報じられたアンジャッシュ・渡部建(48)が、豊洲市場で働いているというのが話題になっている。

   文春によれば、渡部が売れっ子になる前から知っている大手仲卸業者の社長が、「ウダウダ家にいるんじゃなくて、一緒に汗をかくか?」と渡部に声をかけたのだという。

   本人も「ずっと力を入れていた"食"の分野に裏方として関われる」と喜び、社長も、「あんな華やかな場所にいた人間が、人が寝ているときに働くっていうのはさ、並大抵じゃない」といっている。しかもノーギャラだそうだ。

   一見美談のようだが、働くのはたった週に1回だけで、深夜0時から午前8時までだという。これを禊にする気持ちはないだろうが、周囲の思惑が気になる。

   いっそ、そこで骨を埋めてみたらどうか。テレビに復帰しても、あと何年かは「トイレ不倫の渡部」という"愛称"はついて回る。お笑いの世界などすっぱり捨てて、豊洲で生きていくという選択もありだと思うがな。

   こちらは高校生という肩書をすっぱり捨てて、プロ棋士に専念すると決意した藤井聡太二冠のお話。

   文春も書いているように、将棋指しに学歴はいらないといわれてきた。昔は中学を出ていれば十分で、「将棋指し二十歳過ぎればただの人」という言葉もあった。

   これは差別しているのではなく、10代が一番棋力が伸びる時期なのだ。藤井も、母親の「高校までは進学してほしい」という願いにこたえて高校3年まではやってきたが、本業にCMなどの仕事が入ってくれば忙しくなると考え、思い切ったのであろう。

   私も何人かの棋士は知っているが、どんなに有名になっても、プロダクションに入るという人は知らない。ほとんどが自宅で自分で電話を受けていた。

   藤井は棋士一本でやると決めたから、ますます強くなることは間違いない。早くAIと勝負をして、負かしてもらいたいものだ。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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