難病ALSと闘う「ニャンちゅう」声優・津久井教生 「仕事が対症療法になっている。少しでも長くニャンちゅうを演じたい」

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「社会に存在場所を作ることが生きていく礎」

   難病を抱える津久井さんだが、その姿は明るく元気いっぱいだ。毎週リハビリテーションのクリニックに通い、体が動く時間を少しでも長く維持できるようリハビリにも取り組んでいる。

   理学療法士の服部寛さん「弱気になる方や動くことに消極的になる方が多いんですが、仕事にも行ってプラスに捉えられるのが何よりすごいと思います」

   ニャンちゅうの声を演じて2022年で30年になる津久井さん。いまは少しでも長く演じるのが目標だという。  共演する声優の比嘉久美子さん「その状態でできることを常に教生さんは探しているし挑戦している。教生さんがそんなにやっているなら私たち負けていられないですね。というか、一緒に楽しむぞ!って」

   人形操演の磯部美恵子さん「ニャンちゅうを教生さん以外の人がやるなんてことは考えられない。このままずっと奇跡を起こしつつ、私たちと関わっていただきたいと切に思っています」

   津久井さん「僕だけではなくて、難病やALSの患者さんは、いまやっている仕事がずっと続けられたらいいなと思っていると思うので、できる限り社会に存在場所を作っていく。それこそが生きていく礎になるんじゃないかなと思います」

   博多大吉キャスター「仕事場があるというのが津久井さんにとって大きい心の支えになっているんですね」

   津久井さん「この仕事をさせていただいていること自体が対症療法というか、仲間たちと一緒にワイワイやることによっていいパワーをもらって、今の状態が維持できてるんじゃないかと本当に思います」

文   ピコ花子
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