コロナ禍でシャッター街になった原宿・竹下通り 10分の1の人通りに

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   若者の最新ファッションをリードしてきた東京・原宿の竹下通りでも、コロナの影響は深刻だ。一世を風靡したタピオカ店などシャッターを閉める店が相次いでおり、街の様子が様変わりしている。

   「とくダネ!」がきのう24日(2021年2月)、通りを歩いて確認したところ、16店舗が休業状態となっていた。「こちらは2店舗並んで閉店しています。向かい側は1階がすべてテナント募集の看板が出ていますね」と阿部悦子リポーター。

   今年4月(2021年)に閉店を予定しているアパレル店は「2度目の緊急事態宣言で売上げが下がり、家賃の支払いも厳しくなったので」と話していた。

「こんなに空き店舗が増えたのは初めて」と商店会長

   35年間、原宿の移り変わりを見てきた「原宿竹下通り商店会」の遅澤一洋会長は「2階も含めると20店舗ぐらいは閉まっていると思います。以前はすぐ次の店が入ってきていた。これほど路面店で空き店舗が増えたのは初めて見ました」と嘆く。きのう24日は好天にも恵まれ、若者の姿が目立ったが、「それでもコロナになる前に比べたら、10分の1ぐらいの人数じゃないかと思います」。

   小中学生を対象にした撮影スポットの設置やガールズグループのイベントなど、商店会では新しい取り組みも始まっている。「新しい店がそのうち入ってきて、また新しい竹下(通り)をみなさんが楽しみに来られるんじゃないか。早く新しいにぎわいのある街になってほしいなと思っています」と遅澤会長は話していた。

   司会の小倉智昭「(JR)原宿駅が新しくなったのに、竹下通りも気の毒だね」

   古市憲寿(社会学者)「もともと若者の街は銀座や新宿だったのが、渋谷や原宿になってきて、今はネットなのかもしれない。(時代とともに)街が変わっていけばいいのかなと思います」

文   キャンディ| 似顔絵 池田マコト
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