弟の竹井ヨシヲ(倉悠貴)と10年以上ぶりの再会を果たす竹井千代(杉咲花)。ヨシヲは立派な若者になっていて、神戸の会社に勤めていると言う。千代はヨシヲに鶴亀家庭劇の芝居を見せると約束するが、その矢先、鶴亀株式会社の熊田(西川忠志)から、鶴亀家庭劇の公演が一切中止となったと知らされる。
鶴亀株式会社の社長・大山鶴蔵(中村鴈治郎)のところに、公演を継続すれば「えびす座」を燃やすという脅迫電話がかかってきたのだ。
鶴亀家庭劇の座長・天海一平(成田凌)は、脅迫電話はヨシヲが関係しているのではないかと考え、ヨシヲの後を追う。
犯人はヨシヲだったが、千代は信じない
その犯人は、ヨシヲだった。ヨシヲがヤクザと一緒に、鶴亀家庭劇をつぶすという話をしていたのを一平が目撃したのだ。しかし、千代は一平にそう言われても信じない。
そこに、ヨシヲがやってくる。
千代「ヨシヲは、大山社長を脅迫してないよな」
ヨシヲ「いや、大山なんて知らない」
ごまかすヨシヲ。
すると一平は黙ったままヨシヲにバケツの水をぶっかける。するとシャツが透けて刺青が浮かび上がった。
千代「あんたを信じていたのに...。せやのに、なんでや」 ヨシヲ「今さら姉貴ぶるのをやめろ。もし警察に言うようなら道頓堀中を燃やす」
ヨシヲには姉弟の気持ちは全く無く、その場を立ち去った。(NHK総合あさ8時放送)