コロナで睡眠の質が落ちている...「快眠」はこうして確保しよう! 老舗寝具メーカー副社長がコツを伝授

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   きょう22日(2021年2月)のあさイチは「快眠」特集だった。

   コロナ禍でぐっすり眠れない人が増えているという。2020年に行われたある調査では、6割以上の人が「睡眠の質が悪い」と回答した。

   なぜコロナが睡眠に悪影響を及ぼしているのか。国立精神・神経医療研究センターの栗山健一部長が解説する。

   「自分も感染するんじゃないかとか、家族も感染するんじゃないか、こういったストレスが睡眠の質を悪くしている大きな要因のひとつになっている。外出の機会が減ってしまい運動不足になったことも、睡眠導入を悪くするひとつの原因になります」

   質のよい睡眠が取れないと、肥満や糖尿病、高血圧、がん、認知症など、さまざまな病気の発症リスクが高くなってしまう。450年続く老舗寝具メーカーの副社長で睡眠研究家の西川ユカコさんが、快眠のための環境作りを伝授した。

「掛け布団重ねるより敷物にこだわるべし」

   まずはマットレスの上にもう1枚暖かいパッドなどを敷く。

   西川さん「寒さは床から来るので、床からの空気をシャットダウンするためにマットレスの上に1枚暖かいものを敷きます。体の上に何枚も布団を重ねるよりも暖かいです」

   西川さんが「とても暖かくて吸湿発散性も高い」と勧めるのがキャメル(ラクダ)の敷きパッドだ。ただ高価なので、手頃なものならウールのパッドや綿のボアのシーツもおすすめだという。

    パジャマは、ワンサイズ大きめでストレッチがきく素材がよいという。西川さんが40種類以上試した中でベストだというのが、コットン95%、ポリウレタン5%の素材。汗を素早く吸うよう、夏でも長袖長ズボンのパジャマを着る。

   中川安奈アナウンサー「さらに、寒いこの時期にぐっすり眠るための方法を西川さんに教えていただきました。暖かさをキープするためには、掛け布団の上に毛布をかけるのがいいということです。毛布が布団から熱が逃げるのを防いでくれます」

文   ピコ花子
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