新型コロナウイルスのワクチン確保が難航しそうな気配だ。きのう21日(2021年2月)には米国ファイザー社のワクチンを積んだ第2便が日本に到着したが、第3便以降のスケジュールは未定だ。接種の予定も「おそらく少しずつずれていくんだろう」と司会の羽鳥慎一が気をもんだ。
河野太郎・担当相はきのう、ヨーロッパにあるファイザー社の工場が拡張工事のため生産力が下がり「4月までは供給量が限られる」として、接種スケジュールについては「今週中にある程度の決断をしなければならない」とも語った。
2回接種必要なのか、1回接種の議論も
早い話がワクチン不足で接種遅れということだ。これまで2回接種が必要といっていたのを1回でもいけるかとの話まで出始めた。日本医科大学の北村義浩・特任教授は「世界的に見れば争奪戦になっている。日本は後回しでいいとの議論が今後は増えるだろう」という。
玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「政府がワクチンには認証が必要としていたのは、儀式に過ぎなかったのではないか。その間に世界中が承認して打っていた」
政府はタカをくくっていたのか、要領がわるいというだけではすまされない。