東日本大震災・福島原発事故から間もなく10年ということだからなのか、ホームセンターには防災グッズ・備蓄品の専用コーナーが設置され、去年(2020年)のこの時期に比べ6倍の売れ行きという。若林有子キャスターが「その防災アイテムや備蓄品が進化しています」と取り上げた。
防災備蓄収納プランナーの長柴美恵代表が、東京のスーパービバホーム豊洲店から「イチオシはこちらです」と紹介したのは、卓上コンロのガスボンベで使えるガスストーブだ。停電になったら、もちろんエアコンはストップ、温風式の石油ストーブも動かない。このストーブなら、ボンベ1本で2時間半は稼働する。 2つ目は手動の小型洗濯機だ。大きめのバケツのようなプラスチック製のタンクの内側に網目状の円筒があり、ここに洗濯物と水、洗剤を入れて、フタ部分の取っ手でぐるぐる回すと、縦型の洗濯機になる。
ハイブリット伸縮ランタンはソーラー充電機能もあるから、停電時でも明かりを確保でき、1回のフル充電で40時間動く。
木綿のさらしも役立つ
「グッとラック!」も役立つ意外な防災グッズを探した。木綿のさらしだ。「マスクになったり、包帯としても使えます。おんぶひも、ロープに代用もできます。10メートルでだいたい1000円くらい」(若林)
食料や水はどのくらい備蓄しておけばいいのか。長柴さんによると、「目安としては1週間以上。1日あたりごはんとおかずが3食分、水3リットルです。これを×7以上ということですね。子供は1歳以上は大人と同量と考えてください」
キャスターの国山ハセン「これを機に、備えを見直してください」