ドラマは「天国と地獄」一人勝ちか

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   2021年8日から14日までの週間視聴率ランキング(ビデオリサーチ関東地区、世帯視聴率)を見ると、新ドラマはTBS系の「天国と地獄」(13.2%)が一人勝ちであることがわかった。この週、NHK大河ドラマ「青天を衝け」の初回が放送され、ランキング2位の20.0%を記録した(1位はNHKニュース=13日)。大河ドラマが8作ぶりに20%台で好発進した。

   大河ドラマは、まあ別格だ。それ以外でベスト20位に入ったのは、17位の「天国と地獄」だけという結果になった。5週連続ランクインと安定している。

   「天国と地獄」は、綾瀬はるか演じる刑事と高橋一生演じるサイコパスの殺人鬼の魂が入れ替わるというストーリー。入れ替わった綾瀬の怪演が話題になっている。

   だが、主人公の入れ替わりが前提の物語であることに引っかかってしまう人がいるのも事実だ。入れ替わりは子ども向けのドラマだ、という声も少なくない。

   平均視聴率で追いかけるのは、「監察医 朝顔」(フジ系)、「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(TBS系)、「にじいろカルテ」(テレビ朝日系)、「レッドアイズ」(日本テレビ系)。ここまでが2ケタ台だ。

   配信サービス「NETFLIX」の台頭で、リアルタイムでテレビを見ない人が増えている。評者も実はその一人だ。とは言え、テレビドラマがテレビの「華」であることも確か。せめて2ケタ台のドラマがもう少し増えないものか。地上波とネットのせめぎ合いが激しくなっている。

(テレビウォッチ編集部)

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