「不織布マスクの再利用」今改めて考える 消毒・洗濯で性能低下...それでも布・ウレタンよりはマシ!

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   きょう18日(2021年2月)のあさイチで、改めて「マスク」について取り上げた。

   新型コロナウイルスの感染対策にもっとも有効なマスクは不織布マスクといわれているが、毎日使い捨てるのが金銭面で大変という人や、災害時などに毎日変えられないというケースもあるだろう。

   石井隆広アナウンサー「再利用するにはどうすればいいのか。そんな疑問に答える実験結果をご紹介します」

大きい飛沫に対する防御力は消毒や洗濯をしても変わらない

   慶應義塾大学理工学部の奥田知明教授の実験によると、3日使い続けても、不織布マスクの性能はあまり変わらなかった。ただし、マスクの外側にウイルスが付着しているおそれがあるため要注意だ。

   不織布マスクをアルコール消毒すると、目に見えないほど小さな微粒子「エアロゾル」の侵入を防ぐ効果が10~30%低下する。洗うと繊維がよれて隙間が広がり、手洗いでは30%、洗濯機洗いでは50~60%性能が落ちるが、それでも布製マスクやウレタンマスクよりはエアロゾルに対する防御力は高いという。

   石井アナ「大きい飛沫に対しての防御効果は、消毒や洗濯でも変わらないということです。物資が少ない場合にはマスクの再利用も考えてみてはどうでしょうか」

文   ピコ花子
姉妹サイト