さすがクドカン、脇役が全員いい味を出している
さすがクドカン、脇役が全員いい味を出しているという声が多かった。
「脇の人まで面白い。なんだろ、伊藤修子さんがツボ。長州に長野に武藤、なんだお前ら。チャラけたラッパーの秋山が良いことを言ったり...。全部がいい味出している」
「そうかー、踊介はサクラが好きだったのかー。嫌いなのかと思っていたら いつも暗い役が多い永山絢斗さんが、何気にいい味出している」
「長瀬最後の作品ということで、しかもクドカン、さすがに長瀬の使い方をよく知っている。長州力を長州力として出演させ、コント演技のままのロバートの秋山もいいスパイス。西田敏行と長瀬のコンビは、タイガーアンドドラゴンとうぬぼれ刑事と今作で3作目。実にしっくりと合っています。そのなかでイマイチ不思議だったのが桐谷健太の配役。長瀬と雰囲気かぶってないか?同じ系統やん、と密かに思っていたのですが、なるほど腹違いの兄弟。だから桐谷健太か。そして長瀬の長男役はピッタリよね。25年も音信不通でも、この長男ならなんだかんだで家族から愛されるわと感じてしまう」
介護をテーマにしている点にも共感の声が多かった。
「認知症の父が若い女性に振られ、落ち込み、それを忘れて前のように楽しく過ごす、というくだりに、認知症って、人生の最後にそういうためにあるのかな、とふと思えました。実際介護する人は、そんな事思う余裕もないほど大変かもしれないけれど、自分の親がもし認知症になった時、そう思ってあげたいな、思えるといいな、と...」