3月末(2021年)でNHKを退職することを明らかにした近江友里恵アナがきょう16日朝の情報番組「あさイチ」で、帰宅時などに追いかけられる「パパラッチ」に困っていることを明かし、「やめてください」とキッパリと苦言を呈した。
パパラッチのエピソードを明かしたのは、午前9時のニュースのあと。この日は「ホンビノス」貝の特集で、ニュース前に料理の仕方などを取り上げていた。
近江アナのパパラッチ発言が出たのはニュース明けの視聴者から募集した「えっ!と驚いた意ガイな話」を紹介したコーナー。質問にこたえる形で進行され、この日メガネをかけていた近江アナに「えっ」と気づいた2歳の娘の話を紹介し「すごーい。気づいてくれたんだ。花粉症なのでメガネをかけさせていただいてます」と和やかに話した。
しかし、かぶせるように共演者の副島淳が「そんな近江ちゃんの意ガイな話はなにかありますか?」と聞くと、近江アナは「えー」とやや戸惑いながらもゆっくりと話し出した。
「映画のスパイみたいに...危ないのでやめてください!」
「先週、私がNHKを退職すると発表させていただいたら、意外と反響が大きくって、思った以上に。意外とパパラッチが凄くて、きのうも念のためタクシーで帰ったんですけど、車2台に追いかけられて、カーチェイスみたいになっちゃって、街なかで。でも運転手さんも頑張って『まきましょう』とか言って、映画のスパイみたいな『なんなの、これー』みたいな」
大吉・華丸らスタッフからは「ええーっ」「すごいね」と驚きの声があがり、近江アナは微笑みながらも、強い目線で正面のカメラを見据え「だから、やめて!」ときっぱり。大吉が「どんな方も安全運転でお願いします」と注意をすると、近江アナも「そう。本当に危ないので、やめてください」と繰り返した。
近江アナは、退職が報じられた後、先週12日の「あさイチ」で自身の口から退職について発言。SNSなどではいろいろな情報が飛び交っており、それについて「なんだかいろいろ、『家庭に入るんでしょ』とか、『フリーアナウンサーになるの?』とか言われることもあるんですけれども、そういったことでは全くありませんので、憶測で語らないでいただけたらなと、私からのお願いでございます」と語っていた。
(TVウォッチ編集部)