ワクチン先行接種が始まるぞ! 仏は「感染歴ある人は1回の接種で十分」の見解!

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   きのう14日(2021年2月)、新型コロナのワクチンが日本国内で正式に承認された。17日には国立病院機構などの医療従事者のうち希望者約1万5000人を対象に、ファイザー社ワクチンの先行接種が始まる予定だ。

   ファイザー社ワクチンについては、新たなデータも明らかになった。これまでは3週間あけて2回打つものとしていたが、感染歴のある人は1回の接種で十分だという。

   フランスの高等保険機構は「感染歴のある人は1回の接種で2回打つのと同じ効果が得られる」との見解を示した。現地メディアによるとこうした見解は世界初で、ワクチンの不足が懸念される中、「節約」につながると期待が高まる。

「若い人の方が痛みや熱などの副反応が出やすい」とも

   アメリカの国立機関のウイルス研究者・峰宗太郎医師は、「一方、感染歴ある人がワクチンを打つと、副反応が強めに出ることも分かった」と話す。「そういう方に2回打つと副反応も2回出ますし、2回目の方が副反応が強く出る可能性があります」と峰医師。こういった理由から感染した人には1度だけの接種を推奨しているそうだ。

   さらに峰医師は、年齢によって副反応の出方が変わってくる可能性があると指摘する。「若い人の方が免疫の反応が強く起こることが多く、熱や痛みの副反応が出やすいということが分かってきています」。

   ワクチンの効果はどのようなものなのか。「新型コロナウイルス感染症を発症しなくなる、または発症したとしても重症化を抑えられるという効果が純粋に期待できます。それに加えて、感染そのものを予防する効果も少しずつ証明されつつあります」と峰医師。

   水卜麻美アナ「ワクチンの詳細が分かってきました」

   司会の加藤浩次「我々が打つにも、情報はいっぱいあった方がいい。日本は遅れている分、色々な情報がありながら接種できます。あとはどれだけ速やかに打てるかってことになってきますね」

文   ピノコ| 似顔絵 池田マコト
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