森会長後任は? 安倍晋三、橋本聖子? いやいや有森裕子、小谷実可子、高橋尚子、山口香...

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   東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の後任は誰がなるのか。森会長が日本サッカー協会相談役の川淵三郎氏に要請したが、辞任した会長が後継者を指名するのは「密室ではないか」と批判され、組織委は候補者検討委員会を設置し、新会長を選出することになった。

   検討委員会の委員長は組織委の名誉会長の御手洗冨士夫氏とし、メンバーは10人未満の理事で男女半々、アスリート中心とした。委員名も会議も非公開だが、選定後は公表する。最終的には理事の互選で決まる。

   後任に必要な資質は、オリンピック・パラリンピックについて何らかの経験があり、「男女平等」「多様性」「一体性」について認識が非常に高い人とあげられている。

   司会の羽鳥慎一が「今あがっております」と具体的な名前を紹介する。安倍晋三(66)、有森裕子(54)、小谷実可子(54 )、鈴木大地(53)、高橋尚子(48)、南場智子(58)、橋本聖子(56)、丸川珠代(50)、三屋裕子(62)、室伏広治(46)、山口香(56)の各氏だ。

鈴木友幸氏「『人物』で選んで。政治家はやめてほしい」

   2016年の東京五輪招致にかかわった国士舘大学客員教授の鈴木友幸氏は「最初から女性、男性ではなくて、この人物が素晴らしいというところから始まって、結果的に女性になってもいいんです。政治家はやめてほしいです」

   スポーツジャーナリストでノンフィクション作家の長田渚左氏は「山口さん、三屋さん、小谷さん、有森さん、もう素晴らしい人です。それにプラス、冬季パラリンピックの大日方邦子さん(48)も。こういう方を3人ぐらい、トロイカ体制で出してもらうといいと思います」

   鈴木氏は「私は男女1人ひとりがいいんじゃないかと思っています」という。

   羽鳥「具体的な名前が挙がっていますが、どう思いますか」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「具体的にはよく知りませんが、今回は女性差別が問題でした。だからあらゆる差別から遠い人というのがいいなと思います」

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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