「Clubhouse(クラブハウス)」知ってますか? ダウンロード1位の新SNS

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   使っている人はすでに夢中になっているが、知らない人は何だかさっぱりわからんというのが「Clubhouse(クラブハウス)」だろう。アメリカで生まれた新しいSNSで、音声ツイッターとか、会話するラジオなどと言われている。要は、これまで文字で入力していたお友だちサイトが、音声でおしゃべりができるようになったということだ。アップル用アプリのダウンロード数では、いま1位だという。

   キャスターの国山ハセンが「みなさんやってますか」と聞くと、けさ12日(2021年2月)のコメンテーターは全員が手を上げたが、立川志らくキャスターはきょとんとしている。「志らくさんだけがやっていないということでした」(国山)

   国山がやってみせた。「アイコンをタップして起動します。いろいろな部屋(ルーム)が出てきますね。今夜のご飯を考える、日曜ドラマの感想を言い合うなど、さまざまなテーマのトークルームがあります」

   「グッとラック!」の部屋を作ってみた。直後から次々と訪問者が現れる。PIEKOと名乗る女性は「こんにちは、初めまして」と話しかけ、自分がいまやっていることを話す男性もいる。

ビジネスにも使われている

   Clubhouseはビジネスでも使われ始めた。ベンチャー企業の経営者は「世界で一番有名な投資家と言葉を交わさせていただいて、出資を受けることになりました」と話した。取り寄せ通販サイト「食べチョク」の代表は「生産者さんとお話する機会が作れました」という。

   志らく「うちに帰ってきたらのんびりしたいし、知らない人が入ってきたりしたら気を使っちゃうし、私はいいかなあ」

   メインコメンテーターの田村淳も「真っ先にやってみたんですけど、ここ1週間ぐらいはまったく触れていないですね。呼ばれるのがストレスになっちゃって。元カノがいたりしてね」と、早くも面倒臭くなっている様子だ。

   ITジャーナリストの三上洋氏は「有名人のなりすましが増えています」という。太田プロダクションは「片岡鶴太郎を名乗るアカウントが出てきています。本人もスタッフも含め無関係です。ご注意ください」と警告している。なりすまし詐欺が発生するのも時間の問題だろうが、しゃべれば、なりすましとすぐバレてしまうようにも思えるが......。

文   カズキ| 似顔絵 池田マコト
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