元サッカーJリーグチェアマンの川淵三郎氏(84)が東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長に事実上決まったかのような展開の中で、「東京オリンピックを川淵さんはどう考えているのか」と司会の羽鳥慎一が問いかけた。
川淵氏はきの11日(2021年2月)、「東京オリンピックは絶対にやらなければいけない」と強調した。さらに、「もう延期はなく、中止となったら『コロナに負けた大会』になる。人類がコロナに打ち勝つターニングポイントだったといえるようにしたい」「無観客にせず、多くの日本人、可能なら外国人も会場で応援してほしい」と話した。予選をやれない競技もあることには「今回は参加を遠慮してもらう」とも語った。
「無観客でやるメッセージをまず出すべき」との声も
これを「スポーツ界にはなかった、貴重な発想」と評価する声もある。一方で、都庁でオリンピック招致課長だった鈴木知幸さんは「反対だ。無観客でやるメッセージをまず出すべきで、無観客なら出場しないという選手はいない」と反論する。
長嶋一茂(スポーツキャスター)「あと6カ月でコロナ対策が進んだら(観客を)入れるとか徐々にしていけばいい。プロ野球がそうだったように、無観客でも選手のパフォーマンスはおちない」
吉永みち子(エッセイスト)「川淵発言は若干不安です。コロナの状況がわからない中で絶対にやるのかの疑問を、わたしは消化しきれません」
司会の羽鳥慎一「会長職に(正式に)就いたら、変化も出ると思いますがね」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト