「はぁ? うっせぇ、うっせぇ、うっせぇわ♪」と、がなり立てるような歌を聴いたことがあるだろうか。今、幼児から大人まで幅広く大ヒットしている「うっせぇわ」で、18歳の女子高生シンガー「Ado」が歌っているのだが、その素性は明らかにされていない。きょう11日(2021年2月)の「とくダネ!」がヒットの秘密を分析した。
「うっせぇわ」は昨年10月(2020年)にミュージックビデオが公開されると、約1週間で再生回数が100万回を突破。きのう10日(2021年2月)に発表された最新データによると、ビルボードジャパンのダウンロードソング1位を3週連続で獲得するなど、音楽ランキングで31冠を達成している。
サビの音階が警報音のよう
楽曲の魅力について、日本音響研究所の鈴木創所長は「お化け屋敷でお化けが出てくる時のような音をうまく使っているほか、30~40代の男性のようなキャラクターを演じ分けて歌っている」と分析する。音楽と脳の関係について研究している藤本幸弘医師は、サビの音階が警報音のようだと指摘。「聴かなきゃいけない、という印象を与えます」。
4歳と2歳の娘が歌う動画をSNSに投稿した泉可奈さんは「楽しそうに歌っています。幼稚園でもはやっています」と話していた。
古市憲寿(社会学者)「うっせぇなと思う人はみんないるでしょうからね」
トラウデン直美(モデル)「聴いているだけでストレス発散になりそうです」
司会の小倉智昭「うっせぇわのところは、確かに覚えやすい。Adoという人は本当にいるんだろうかと思うほど、個性的ですね」