寒暖差で「寒暖差疲労」に、頭痛や肩こりの症状...日ごと、一日の差が7度あったら注意!

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   朝は寒いのに昼はポカポカの日が続く東京。2月10日(2021年)は最低気温1・7度、最高気温12・1度で、寒暖差は10・4度あった。この寒暖差が原因で「寒暖差疲労」に悩まされる人が多いという。しかも、1日の寒暖差に加え、日ごとに寒かったり暖かかったりする寒暖差も大きい。この「ダブル寒暖差」に気を付けなければならないという。

   そもそも「寒暖差疲労」とは、気温差が大きいために体温を調節する自律神経が過剰に働き身体が疲れること。特に女性に多く、頭痛や肩こりなどの症状にも現れるという。せたがや内科・精神内科クリニックの久手堅司院長は「寒暖差が7度くらいあったら注意が必要。今年は寒暖差疲労ではないかと受診した人が、例年の1・5倍以上に増えている」と話す。

   寒暖差疲労の専門外来を開設した同病院の久手堅院長は、新型コロナとの関連も指摘する。「自粛期間になり運動しないで家に閉じこもりがちになるのも自律神経が正常に働きづらくなる原因。体調不良が続き、微熱があってPCR検査を受けても陰性で、原因がわからないと来院する方が多い」と言う。

   ハリセンボンの近藤春菜は「私も寒いと頭痛があるので、こういう傾向があることは知っていたが、初めての人は不安になるのではないか」とコメント。

14日まで寒暖差が7度以上になる日ばかり

 

   週間予報を見ると、14日の日曜にかけては4月上旬並みの暖かい日となるが、寒暖差が7度以上になる日ばかり。

 

   水ト麻美アナは「今日も明日も寒暖差が10度以上になります」と報告。

 

   タレントのみちょぱ(池田美優)は「私はもともと寒暖差で蕁麻疹ができやすいので、対策には慣れている。暖かい厚手のアウターの下は薄着にして調節している」と告白。

   スタジオではせたがや内科・神経内科クリニックが監修した10項目の「寒暖差チェック」を紹介。チェック項目は「自分だけ寒いという」「ほてりやすい」「熱中症の経験がある」「冷え性である」などで、キャスターの加藤浩次は「冷え性以外全部当てはまる」と驚く。

   9項目当てはまったという経営コンサルタントの坂口孝則は「特に感じるのは家族との温度感覚の違い。できるだけ日光を浴びるために散歩して、体を動かすようにしている」と話した。

   タレントのモーリー・ロバートソンは「僕は窓を開けて外の温度と慣らしていくとかして、外気に触れるチャンスを作っている。1時間歩くと体調は回復する」と話す。

   久手堅院長によると「冷やさないこと。お風呂はぬるめのお湯に15分つかる。寒いときはカイロを使用する。耳たぶを引っ張りながら回して、血行を良くするなどの対策を行い、寒暖差疲労を防いでほしい」とアドバイスした。

文   バルバス| 似顔絵 池田マコト
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