東京オリパラ大会の名誉総裁は天皇陛下なのに...
いずれも辞任は求めず、逃げ回るばかりだ。司会の立川志らくは「辞めなさいと言わないのは、言うと自分が辞任させられちゃうんだろうね」と苦笑し、自民党の後藤田正純衆院議員も「(森会長を)余人をもって代えがたいと言っているのは、国から予算を取ってこられるからということで、理事も理事で、周りにいる人もいいとこ取りしてるんですよ」と話している。
理事会と評議員会の合同会合をあさって12日(2021年2月)にも開き、有識者のメンバーから発言についての意見を求めるとしているが、理事には秋元康さん、王貞治さん、蜷川実花さんらもいるのだが、「グッとラック!」のアンケートに無回答だったということだろう。
東京オリンピック・パラリンピック大会の名誉総裁は天皇陛下で、このままでは海外メディアが「女性差別容認の団体に推戴されている」と報じかねないことを政府や組織委は気づいているだろうか。井上裕介(「NON STYLE」)は「森さんがやめることが、オリンピックをやることに一番近づきますよね」という。その通りだろう。
文
カズキ| 似顔絵 池田マコト