人気の音声SNS「クラブハウス」に早くも詐欺被害が出た。
クラブハウスは、テーマごとに仕切った空間でさまざまなトークを楽しめるソーシャルコミュニケーションアプリ。ユーザーから招待されれば自分が参加もでき、有名人と実際に話せることもある。1人ごとに招待数が決まっているため、フリマアプリで招待枠の売り出しが続出、一時は7000円を超す値がついた。
この枠をほしがる人を狙って詐欺が発生。被害男性によると、ツイッターに「1500円で招待枠を2つ差し上げます」とあったので、書き込んだ女性に連絡すると招待画面が送られてきた。保証のため電話番号を交換し、電子マネーを送金したが、登録メッセージはいっこうに送られてこなかった。電話すると別人が出、その人も詐欺にあっていたそうだ。男性は自分の番号も使われてはと携帯を交換、数万円もかかった。
「招待枠は絶対に買ってはダメ!あせらずに招待を待ちましょう」
ITジャーナリストの三上洋さんは「絶対に買ってはいけない。あせらずに招待を待ちましょう」と注意をうながす。
浜田敬子(元AERA編集長)「私もはまりすぎて仕事が滞るぐらい。やり出すと、どんどんいろんな人が入ってくるカジュアルさ、フラットな人間関係の中で意見を言い合える。トークルームを立ち上げたり、スピーカーとして参加するうちに枠がふえる。枠は待っていればもらえるから、買わない方がいい」
玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「要するに自分でラジオ番組を作るということか。もう少しで定年だから、いずれやりたい。ただ、これでお金儲けできないかと考える人が出るだろうな」
司会の羽鳥慎一「あせると詐欺にあいます。そこだけは気をつけて」