「私の娘もコミュニケーション障害だから、気持ちがわかる」
「モコミちゃんのつくる表現の世界。なんて素敵なの。お花がドーナツ屋さんの所へ行きたがっていた。ドーナツ屋さんに惹かれたんだね、お花たち。一期一会。そんな懸け橋になるようなモコミ。モコミちゃんのつくったアレンジメント。見たいなあと思っていたところにお兄ちゃん。期待を裏切らない。しかも素敵なシチュエーションでの見せ方がとても良かった。ウルッッときました。工藤阿須加さんもとても上手」
コミュニケーション障害の子の話が上手に描けているという声が多かった。
「頑張れモコミ。人以外にも、いろんな声が聞こえてしまい、閉ざしてしまったコミュニケーション障害の子のお話。悪戦苦闘しながらも生きていく物語。モコミが娘と重なり、涙が止まらなかったです。見守ってあげたいな」
「モコミちゃん、色々やらかしちゃっているな~とハラハラしながら観ていましたが、花屋の周りのスタッフさんたちが良い人達で良かった。自分の思ったことを正直に言うのって、それが受け入れられなかった経験が多いと難しい。『言ってよ!』って言える人は、受け入れられてきた人達だろうなと思っています。モコミの場合は事情が特殊だけど、『一見普通の子』なぶん、どう自分の特性と折り合いをつけていくのか気になります。人の良い店主のドーナツ屋さん、潰れないでほしい!」
「毎回涙が出ています。モコミちゃんがとても可愛い。おじいちゃん筆頭にお母さん以外はみんなそれぞれ素敵。お母さん、これからたくさん傷ついてしまうみたいだけど、今まで傷つけてしまってきた分、返って来ちゃうのかなと思いました。モコミが作ったドーナツ屋さんのお花が思った以上に魅力的でこれからの展開が楽しみになりました。静かに見守ってあげたくなるほど魅力的溢れる子だと思います」
「こういう小さい時から感性が非常に鋭い子供は、何故か母親に先回りして心配される。それは紛れもない事実。母親は、その特殊な能力を世間体という面倒なフィルターに包んで隠そうとするんですよね。世の中のいわゆる天才と言われる人は多分、本当は家族の誰かが理解者になってくれれば、その感性は覚醒する様な気がしますね。騎手の武豊さんは馬と話ができたり、馬の能力を一瞬で見抜く事ができたりしたみたい。加藤清志郎くんがモコミの理解者になり、モコミの心のカギを開けて心を解放してゆくのか?富田靖子さん中心の実はバラバラな家族のココロを、モコミがどう理解しあえる存在に成長していくのかが見所ですね」