小池都知事、若者に「ナシ」「ナシ」言い過ぎ? 反発する学生にキスマイ・千賀健永がアドバイス

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   「飲み会ナシ」「追い出しコンパナシ」「カラオケ・ゲームセンターナシ」「卒業旅行ナシ」...。2日(2021年2月)夜の臨時会見で、若者たちに向けて「ナシ」を連呼した小池百合子都知事に、不満の声があがっている。

   4月から社会人になる男子学生は番組取材に「去年5月からすべてオンライン授業で、閉鎖空間で1人で聞いている。ストレス発散の場がない。本当に思い出を作れる機会が少なかった。GoToトラベルをやっていたのに卒業旅行だけナシというのは」と語る。専門学校を卒業する学生も「僕らはこの機会を逃したら長期旅行はできない」。

   保育系大学に通う女子学生は「幼稚園の先生や保育士になるので、園に迷惑がかかる。我慢しようとなった」としながらも「本当は行きたい。私たち若い世代ばかり言われているようで嫌です」と本音を語る。「卒業旅行するなというなら、2,3年後でいいので、今の大学4年生に2週間ほど休みをください」という声も出ている。

後遺症に悩む千賀健永「人生を左右してしまう。家にいるべき」

   不満や疑問を感じる学生たちだが、去年11月に新型コロナに感染したKis-My-Ft2のさん(29)は「みなさんの気持ちはわかるが、後遺症がその人の人生を大きく左右する。1人でも多くの人にうつさないために、お家にいるべきだと思う」とメッセージを送る。

   千賀さんは感染時を「嗅覚がしびれていく、麻痺していく感覚で、ドーナツを食べても風味がわからない」と振り返る。3ヶ月たった今も「嗅覚は6?7割戻ったが、食事の風味がわからない。パフォーマンスしたときも、疲れやすく、息がすぐ切れるようになった。体力や記憶力も低下している」と語る。

   キャスターの立川志らく「千賀くんのメッセージに大体のことは詰まっていますね。小池さんが『若者』と強調しすぎた。卒業旅行に行けないのは気の毒だが、今は有事でみんな泣いている。私も自分が大事にしている劇団の演劇ができないし」

   メインコメンテーターの田村淳(タレント)「花見について言及していないのは不公平ですね。『旅行はこの春控えてください』というアナウンスでよかった。カラオケ、ゲームセンターを名指しにするなら補償とセットで語ってほしかった」

   北村義浩(日本医科大教授)「何年かたてば必ず落ち着きますので、それまでは控え気味にしていただければ」

文   みっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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