インターネットで話題の桜井海さんによる同名人気コミックを原作に、おじさまと猫との日々をハートフルに描くテレビ東京系ドラマ「おじさまと猫」に号泣する人が続出している。
主人公は、草刈正雄演じる「おじさま」こと神田冬樹。世界的ピアニストだったが、妻に先立たれてふさぎ込む日々を過ごしていた。ある日、ペットショップで売れ残っていた一匹の猫と運命の出会いをし、「ふくまる」(声・神木隆之介)と名付けて飼うことに。そこからおじさまとふくまるとのハートウォーミングな物語が始まる。特に劇的な展開があるわけではなく、犬好きの親友の小林夏人(升毅)やピアノ教室の人々らの交流などを淡々と描いていく。
「ふくまる」のぬいぐるみをぜひ売ってください
ふくまるはブサイクな猫。売れ残り期限の1年を迎えようとしていた。自分はもう誰かに愛されることなどないと諦めていた。そんな時に「おじさま」と出会い、「パパさん」と心の底から慕うようになる。コミックでは、そんなふくまるのなんとも言えない表情が堪らなく、愛おしさがこみ上げてくるのだが、ドラマではなんと、ぬいぐるみを使うという大冒険に打って出て大成功した。
原作者の桜井海さんが「本物の猫を使うと、出番が多いので猫にストレスがかかる」と心配したからだという。なんと優しくて、いい話ではないか。ネット上では「ふくまるのぬいぐるみをぜひ売ってほしい」という声が殺到している。
「最初は、おじさんとぬいぐるみ?と思っていたが、観ているうちにドラマに引き込まれている自分がいました。草刈さんのお優しい眼差しとお声、そしてふくまるくんの目の動きや顔の表情もよくて。本物の猫のストレスを鑑み、ぬいぐるみ使用になさったとの事。そのお気持ちが嬉しい。ふくまるくんが、もう可愛くて、可愛くてたまらない。お留守番の話、観ているこちらもウルウルでした。我が家の猫たちも愛おしくて、愛おしくて。ただいま〜と帰ると出迎えて待っていてくれる猫たち。やっぱり嬉しいです」
「ふくまるがぬいぐるみと知り、草刈正雄さんになんてことさせるんだ!と驚きましたが、実際始まると草刈さんの演技がやはりすごい。憂いてる顔や不安な気持ち、喜びなどを自然に表現される。また神木さんのネコ語、舌を噛まないのかなと思うくらい難易度高いです。しかも早口。ふくまるのぬいぐるみがめっちゃ可愛くて欲しいです!!キーチェーンとかも発売されないかな」