作家の川上未映子は4日（2021年2月）にツイッターを更新し、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の「女性」に対する発言への弁明を非難した。
森会長が3日のJOC評議員会で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と発言したことについて、翌4日「一般論として、女性の数だけを増やすのは考えものだということが言いたかった」と弁明した。川上はこのことを報じる4日付け毎日新聞Web版の記事「森喜朗氏、会長辞任の可能性に言及 『女性が...』発言の波紋拡大で」をシェアし、
「根本からわかってない。女性の数を増やすことに意義があるんだよ。それを優遇措置だとか逆差別的とか言いたがる人がいるけど、全然ちがう。現状の差別環境に基づく偏向への、当然の是正措置」
と指摘した。
フォロワーからは
「辞任は当然として、女性の数を増やすというか、いったん男女比をまったく逆にしてみればいいのだ」
「この件（のみならずですが）についての女性の発言が、もっともっと増えることを望みます」
「女性を蔑視する意図は全く無かった という森の発言から、逆に無意識のレベルでの女性蔑視が当たり前になっていて、女性を抑圧した社会が内在化されている日本社会の具現化だと思う」
といったリプライなどが寄せられている。