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自民党・松本純議員のウソ

   さて、自民党の松本純議員が夜中まで銀座のクラブをはしごしていたことが、新潮の報道で明らかになり、菅首相が国会で陳謝する羽目になった。

   だが松本は、子分の議員、大塚高志と田野瀬太道も一緒だったことを隠していた。新潮は2人の姿も隠し取りしていたのにである。

   かくして3人は会見を開いて平謝りし、自民党離党に追い込まれたのである。

   この影響は、1月31日に行われた北九州市議選にすぐ出た。自民党現職6名が落選するという大敗を喫したのだ。

   3人は離党ではなく議員辞職すべきだという声が、党内からも噴出してきている。なぜなら、はやりキャバクラで飲んでいたことがバレた公明党の遠山清彦議員が、支払いを代表を務める資金管理団体が支出していたことまで報じられ、議員辞職、政界引退に追い込まれたからだ。

   遠山は、将来の公明党代表といわれていた。だが支持団体の創価学会、中でも婦人部の怒りはすさまじく、周囲もかばい切れなかったという。

   私が以前から書いているように、特措法や感染症法を改正するのなら、違反した議員は議員辞職と入れるべきだ。国民を罰則で縛るより、国会議員連中を縛るのが先である。(文中敬称略)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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