キャスターの国山ハセンが「スマホなどのGPSアプリで交際相手に監視されることを許せるという若者が3割もいました」とちょっと驚きながら報告した。18~30代の男女800人に聞いたところ、監視されるのを「許せる」10・3%、「やや許せる」15・6%だったというのだ。
3割というのはいささ大げさで、4人に1人といったところだが、東京・渋谷で10代と20代の若者に聞いてみると、当たり前に使っていた。とくに、フランスで開発された「Zenly」というアプリが人気らしい。
「みんな入れてますね」「待ち合わせなんかで使ってる」「浮気してるかどうか、毎日3時間ぐらいは見てる」「相手もやってるから、別に嫌じゃないですね」と話す。
相手の場所や滞在時間、バッテリー残量まで出るぞ?
Zenlyには、相手のそれぞれの場所の滞在時間、移動速度、スマホのバッテリー残量まで表示される。18歳女性は「遠距離恋愛なので、どこにいて何してるのかなあって予想できて、一緒にいる気分になれる」と話す。
水曜レギュラーコメンテーターの井上裕介(NON STYLE)は「絶対反対! 内緒でプレゼントを買いに行こうとしても、サプライズが全部バレちゃうじゃないですか」と言い、弁護士の高橋知典は「絶対イヤですね。ただ、子どもたちは『あいつ、いまここにいるから、行って一緒に遊ぼう』というように使っているようです」
キャスターの立川志らく「すれ違いのドラマなんて成り立たないね。まあ、自民党の議員に付けといたらいいんじゃないの」
銀座のクラブ通いもバレバレになるというわけだ。
文
カズキ| 似顔絵 池田マコト