主役級俳優をこんなに出して、こんなにつまらないのは逆にスゴイ
「脚本家さんの思考がイジメっ子と同じ。『オタクで腐女子が恋したら面白くないか?』とか、オタクを何だと思っているのでしょう。普通に人を好きにもなるし、恋もするのですよ。今回は若い女性が『私メンヘラなので』って、元気よく精神科でもらった薬(?)を見せびらかしていた。ホントにそっち系の薬を飲まなきゃ生きていけない人々を何だと思っているのか。人に『オタク』とか『メンヘラ』(編集部注:ネットで使われる言葉で『心が病んでいる人の意味』)とかラベルを貼り付けるドラマに違和感を覚えます」
久しぶりに登場した菅野美穂の魅力を生かし切っていない展開に「残念だ」という声が多かった。
「菅野さん、本当に大変だと思う。脈絡なくて一人語りみたいなセリフが多いうえ、胸に響く言葉がほとんどない。思いついたままを言葉にしただけ。面白くしたいんだか、オシャレにしたいんだかもよくわからない。ぎゅうぎゅう詰め込んだだけのセリフの応酬のドラマ」
「菅野美穂さんの数年ぶりのドラマ。楽しみにしていましたが、残念だし、可哀想です。華がある女優さんが3人も出ているのに、本当にもったいない。他にも主役になれる俳優さんをこんなに出して、こんなにつまらないドラマを作るのは逆にスゴイです。これは一生懸命に演じている俳優さんたちのせいではなく、ハッキリ言って企画や脚本などスタッフ側の問題だと思います」