客が「密集」⁉ プレステ5求め秋葉ヨドバシ大混乱! ゲリラ販売のうわさで、転売ヤーも殺到か?

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   30日(2021年1月)土曜日、緊急事態宣言下の関東近郊ではいたるところで人の密集が起きていた。

   東京・秋葉原の「ヨドバシカメラAkiba」では、プレイステーション5(PS5)を求めて大勢の客がレジに押し寄せる騒動が起きた。

   売り場が一気に混乱した瞬間について、現場にいた客の1人は「スタッフがPS5に関するアナウンスをした直後。整理券配布のアナウンスをしたらしいんです。大勢の人がダーッと走り出し、すぐあの混乱状態になった」と話す。

   しかし店側によると、この日はもともとPS5の販売予定自体なかった。店は「推測でお客様が殺到したのだと思います。整理券の配布も、アナウンスもしていません」と話している。

   では、なぜこれだけの人が店舗に押し寄せる事態になったのか。それはヨドバシカメラのPS5の販売方法にある。多くの店舗で時期を告知しないで販売する「ゲリラ販売」を行ってきたのだ。店を訪れた客の1人は「先週も先々週も土曜日に販売していたので、今週も土曜日に販売されるのではないかと思った」と話す。どうやら、ネットで広まった噂で勘違いした人たちが店に密集したようだ。

   理由はもう1つある。秋葉原の店舗ではクレジット購入の制限などの転売対策を設けていない。そのため、転売目的のバイヤーたちが集結してしまった可能性があるという。

レア機関車「撮り鉄」で下総中山駅も「密集」罵声大混乱!

   同日、関東近郊ではほかにも人が密集した場所があった。1か所はJR下総中山駅(千葉県船橋市)で、レア機関車を撮るために「撮り鉄」が終結。もう1か所はJR勝田駅(茨城県ひたちなか市)。午前4時ころ、珍しい工事用臨時列車「勝田工臨」を撮影するために鉄道ファンらが集結した。「前列は低くカメラを構えてひな壇を作る」「速やかに撮影する」などの暗黙のルールを守らない人がいたため、罵声が飛び交う騒動になった。

   司会の加藤浩次「好きで写真撮りたいという気持ちは分かりますが、緊急事態宣言下でこうなってしまうのはどうなんでしょう。意識が低いなって思いますね」

   橋本五郎(読売新聞特別編集委員)「PS5に関しては、問題は店側だと思う。ゲリラ販売なんかしていたら、みんな疑心暗鬼に襲われて殺到しますよ。これはある程度予想できることです。であるならば、オンライン抽選などして密になることを避ける対策を取らないといけない」

文   ピノコ| 似顔絵 池田マコト
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