千代(杉咲花)が参加することになった道頓堀の新しい喜劇一座に、座長として指名されたのは天海一平(成田凌)だった。実力者である須賀廼家千之助(星田英利)が参加しないことを知り、座員たちは次々と辞めると言い出す。座員が集まらなければ、喜劇一座を立ち上げられない。
そこで千代は、千之助を劇団に連れ戻すと意気込んで会いに行く。
千代「お願いします。新しい劇団に、入っておくれやす」
千之助「一平と組んでいたら、須賀廼家万太郎は超えられない」
一平は天晴と徳利を訪ね、自分が書いた台本を渡す
それでも食い下がる千代。
千之助「喜劇役者は、笑わせてなんぼや。劇団に入ってほしければ、わしを笑かしたら劇団に入ったるわ」
千代には出来るわけがないと高笑いする千之助だった。
その頃、一平は自分で書いた台本を持って一座を去っていった須賀廼家天晴(渋谷天笑)と須賀廼家徳利(大塚宣幸)を訪ねる。
一平「天晴さんと徳利さんがいなければ、自分のやりたい芝居はできないので帰ってきてほしい」
そう言って、一平は自分が書いた台本を渡す。(NHK総合あさ8時放送)