急激に発達した低気圧の影響で、きのう28日(2021年1月)は東京都心でも雪が降った。「きょう日中からは日本海側で冬の嵐、猛吹雪や暴風の地域もあります」と、キャスターの水卜麻美アナウンサーが警戒を呼びかけた。
都内の雪には、街行く人も「思ってもいなかった」「早く帰ります」「手袋をすればよかった」とびっくり。正午に6・7度あった気温が午後4時は0・9度となった。午後4時12分の気温はおととい27日の14・6度からきのうの同時刻までに14度も下がり、春を思わす暖かさから真冬の寒さに戻った。水戸市ではピンクの梅が咲く中を白い雪が降り、箱根は一面の銀世界だった。
北海道付近で低気圧が発達
気象予報士の藤冨郷は「都心で一気に気温が下がったのと、これから日本海側の天候が荒れるのとは原因がべつです」と話す。北海道付近で低気圧が発達しており、日本海から北北西の風が流れ込んで、奥羽山脈が切れる宮城県大崎市から東へ吹き抜けるという。北海道や東北、北陸では風で雪が巻き上がるホワイトアウトにも警戒が必要だ。
司会の加藤浩次「すごそうですね。太平洋側でもあるということですね」
風が荒れる中で雪の量が増える可能性も出ているそうだ。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト