川崎市で新型コロナ・ワクチン初の接種訓練 予診で時間かかれば目詰まりの問題も

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   来月(2021年2月)にも医療関係者から開始が見込まれる新型コロナウイルスのワクチン接種訓練が「全国で初めて行われました」とキャスターの水卜麻美アナウンサーが伝えた。

   訓練はきのう27日、川崎市の体育館で。受け付けから検温や予診をへて接種を終えるまでに17分ほどかかることが多く、さらに15分から30分の経過観察が必要だ。浮かび上がった課題はまず予診の時間。医師の問診を2分間と想定するが、3分かかることもあり、とくにお年寄りでは話が長引く可能性もある。人の流れがとどこおれば、密の状態も心配される。接種翌日に副反応が出たらどう対応するかといった問題もある。

   日本感染症学会の水野泰孝医師は「予診で詰まると、あとが詰まる。別室を設けるなどの対応や入場制限がいるかもしれない。長期的な健康状態は、データがまだ足りない」と、不安解消のためにも情報開示の必要を指摘した。

イスラエルでは2回接種で感染率0・014%

   接種が世界最速で進むイスラエルでは、国民の15%132万人がすでに2回の接種を終えた。地元メディアによると、その後感染したのは0・014%という。

   司会の加藤浩次「ほとんど感染しないとみられる。細かいことはまだわからないけど」

   モーリー・ロバートソン(ジャーナリスト)「これなら、接種を受けた方が圧倒的に有益だ。不安もあるが、希望を持てます」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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