開いた口がふさがらない、与党幹部2人が銀座のクラブ飲み歩き どんな「陳情」を受けていたのか!

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   緊急事態宣言中にもかかわらず、与党議員2人が東京・銀座のクラブを飲み歩きしていたという嘘のような本当の話だ。「外出自粛が求められるなか、またしても国会議員の行動に批判が集まっています」と若林有子アナウンサーがきょう28日(2021年1月)の番組冒頭で伝えた。

   問題の与党幹部は、自民党の松本純・国会対策委員長代理と、公明党の遠山清彦・幹事長代理。松本氏は今月18日(2021年1月)、午後8時前までイタリアンレストランで酒を飲んで食事をした後、銀座のクラブを2軒"ハシゴ"し、午後11時ごろまで滞在していた。おととい26日、国会内で記者団に「私の行動自体が少し軽かったかなということで反省をしている」と謝罪。クラブを訪れたことについては「店が閉まった後、要望・陳情を承る立場で1人で行った。(クラブでは)飲酒はしていない」と釈明したが、「どんな要望があったのか」と聞かれると「それは言えませーん」と開き直った。

   遠山氏は今月22日、銀座周辺のレストランで午後8時まで知人と食事をした後、「もう一軒行こう」と誘われ午後11時過ぎまで別の高級クラブに滞在し、知人の仕事の相談にのっていたといい、おととい26日、「心から猛省している」と頭を下げた。

菅首相は平謝り

   きのう27日の参議院予算委員会でこの問題を繰り返し指摘された菅義偉首相は、「国民の皆さんに申し訳ない」と平謝りだった。

   キャスターの立川志らく「陳情を受けに行ったなら、仕事なんだから謝る必要はないのに、謝っている。知り合いのママのところに行って、ママの愚痴を聞きに行っただけだと誰でもわかりますよね。2人とも擁護する余地はない」

   メインコメンテーターの田村淳「『少し軽かった』とポロっと言ってしまうあたりが、謝罪する気がないんだなと感じます。記者の人たちも優しい。僕だったら『少し軽かったってどういうことですか』と聞きます」

   木曜コメンテーターの「NON STYLE」の井上裕介「菅首相を何とか支えて盛り上げようという意識がないですよね」

   髙橋知典弁護士「言い訳が本当だとすると、この人たちは酒を飲んでから陳情を聞きに行っている。そんな姿勢で国民と向き合う政治家は最低です」

文   キャンディ| 似顔絵 池田マコト
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