現在、殺人鬼と刑事の魂が入れ替わるTBSドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」で高橋一生(40)とW出演、妖艶な演技が話題になっている綾瀬はるか(35)。コミカルなドラマからシリアスな映画まで幅広くこなせる演技力と美貌、アクション能力の3拍子がそろった日本を代表する人気女優だ。
第25回ホリプロスカウトキャラバンでの審査員特別賞受賞をきっかけに16歳で芸能界入り。2001年に日本テレビ系ドラマ『金田一少年の事件簿』で女優デビュー。2004年、TBS系ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』のヒロインに抜擢されて注目を浴びた。多くのテレビドラマや映画に出演するほか、NHK紅白歌合戦では過去3回の司会を務めるなど様々な分野で活躍中だ。
幕末タイムトリップ『JIN-仁-』では健気な武家娘
そんな「綾瀬はるかがもっとも可愛いドラマランキング」をアンケートサイトの「ボイスノート」がこのほど発表した。綾瀬はるかのファン、全国787人が選んだ結果は――。
第1位は『JIN-仁-』(201票・2009年~2011年・TBS系)。1862年の江戸時代にタイムスリップしてしまった脳外科医の南方仁(大沢たかお)。仁は幕末の動乱に巻き込まれながら、現代の医学で多くの人々の命を救う。綾瀬はるかは仁の支えになる武家の娘・橘咲を演じた。患者を救うために医学を学び、想いを寄せる仁とのシーンに多くの共感が集まった。
『JIN-仁-』を選んだ人からはこんなコメントが。「医学を一生懸命に学ぼうとする姿が健気」「南方先生を真っ直ぐに思う彼女の恋慕がとても情緒的でかわいいと思った」「着物姿が似合った。健気で凛としている姿が好き」とひたむきな姿に人気を集めた。
『ホタルノヒカリ』のダサ~い「干物女」が似合った
第2位は『ホタルノヒカリ』(130票・2007年~2010年・日本テレビ)。会社ではしっかりしたOL。一方、私生活はゴロゴロするのが大好き、恋愛をなかば放棄し、ぐうたら過ごす通称「干物女」。そんな干物女・雨宮蛍(綾瀬はるか)の恋愛と、働く姿を描いたストーリーだ。当時、ちょんまげヘアーにジャージいう、ぶっ飛んだ姿で話題となった。
『ホタルノヒカリ』を選んだ人からはこんなコメントが。「ちょんまげヘアーで、部屋着でいる姿が可愛くて好き」「原作漫画のまさに雨宮蛍の実写版というくらいにはまっていた。ゆるーい干物女ぶりが最高に可愛い」「仕事はがんばるけど、プライベートはダサいというのが共感できた」などなど、綾瀬はるかの飾らないナチュラルなイメージが役にピッタリと高評価が集まった。
第3位はNHK大河ドラマ『八重の桜』(94票・2013年)。女らしく、という母親の願いをよそに、男まさりに育った少女、新島八重(綾瀬はるか)。幕末から明治の激動の時代をたくましく生き、のちに「幕末のジャンヌ・ダルク」と呼ばれた実在の人物を描いた。綾瀬はるかが男装をして銃をとり、銃撃戦を繰り広げる姿に心を打たれた人が多い。『八重の桜』を選んだ人からこんなコメントが。「武士をしのぐ会津魂をしっかり表現していた」「女性が銃をとって戦う姿がすごかった」「明治維新後の激動の時代に、男勝りの部分(戦闘シーン)と女性ならではの思い悩むシーンを熱演していた」
(テレビウォッチ編集部)