変異ウイルス女児感染で市中感染の不安! 厚労省「面的な広がりはない」のナゼ?

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   先週金曜日(2021年1月22日)、都内に住む10歳未満の女の子からイギリス由来の新型コロナ変異ウイルスが検出された。イギリス滞在歴も、渡航者との接触歴もない女の子は、15日に発症した40代男性から感染したとみられているが、この男性にもイギリス滞在歴はなかった。厚生労働省はこの男性も変異ウイルスに感染している可能性があるとみて、男性の検体分析と感染経路調査をすすめている。都内でイギリス型変異種の市中感染が起きている可能性はないのだろうか。

英国では変異型は致死率も高いとの報道も...

   厚労省は「市中感染が起きた可能性はあるが、面的な広がりはないとみている」としているが、愛知医科大学の三鴨廣繁教授は「厚労省は国民を不安に陥れたくないのかもしれないが、今後も散発的に出る可能性がある」、東京歯科大学の寺嶋毅教授は「市中に点として感染者がいて、点から広がっている可能性や、点から線に広がっている可能性がある」と指摘する。昭和大学の二木芳人教授は「新型コロナ感染者のうち、変異ウイルスのスクリーニング調査を行っているのはわずか4%。これでは評価できない」と語る。

   感染率が1.7倍と高く、国内でも感染確認が増えてきた変異ウイルスだが、イギリスからは22日、変異ウイルスは致死率も高い可能性があるという気になるニュースも飛び込んできた。

   英政府最高科学顧問のパトリック・バランス氏によると、従来型で1%だった60代死亡率が、変異ウイルスでは1.3%-1.4%と上昇、若い世代も致死率があがる可能性があるという。

   もっとも、WHOでは「今の時点で変異ウイルスの方が死亡リスクが高まる傾向は見られない」と致死率の高さを否定している。

   小倉智昭キャスター「変異はイギリスだけではない。個々に性格が違っていて気になる。誤差の範囲であたふたする必要はないというお医者さんもいらっしゃるが、致死率が3割増、感染が5割増となると誤差の範囲じゃない。子供がかかるとなると親としてじっとしていられない」

   石黒賢(俳優)「また学校が休みになって教育に影響が出ることが気になる」

   金塚彩乃(弁護士)「厚労省は大本営発表みたいなことをやっている。日本はどれだけ増えているかわからず、より大きな不安を感じる」

文   みっちゃん| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト