コロナ禍で利用増の「置き配」、トラブルも続出 盗難、誤配、ドアが開かない!

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   宅配便を玄関先などに届けておいてもらう「置き配」は、配達員と接触することがないためコロナ禍で利用者が急増しているのだが、盗難や誤配などトラブルも相次いでいる。きょう21日(2021年1月)の「グッとラック!」は、置き配のせいで家から出られなくなってしまったという男性を取り上げた。

   置き配とは、ネット通販などで購入した商品を玄関の前やメーターボックス、自転車のカゴなど指定した場所に届けてもらうサービス。もともとは、宅配便の再配達を減らす目的で始まったサービスだ。

   大阪府在住の20代の男性は、在宅中に届いた置き配の荷物が原因で、玄関のドアが開かなくなり、外に出られないという体験をした。マンションの通路から少し奥まったスペースにあるドアと壁との間にちょうど荷物がはさまるような状態で置かれていたため、ドアがひっかかってしまったのだ。わずかな隙間から腕は出るものの、荷物が重くて動かすことができない。配達ドライバーは連絡がつかず、最終的に警察に連絡して荷物をどけてもらったのだという。結局、2時間家から出られず、「大事なお客さんと商談があったので、業務的な損失もあった。最悪の2時間でした」と話していた。

   このほか、「配達完了の写真付きのメールが届いたのに、帰宅してみたら荷物がなかった」という盗難トラブルや、別の家に置き配されたトラブルなども少なくない。

   キャスターの立川志らく「置き配にしても、長時間は置きっぱなしにしない方がいいかもしれません」

置き場所を細かく指定する必要

   木曜コメンテーターの「NON STYLE」の井上裕介「注文する際に玄関前の置き場所を細かく指定するなど、楽なサービスを使うときはより丁寧にお願いする必要がありますね」

   若林有子アナウンサー「今、注目されているのが、『OKIPPA』という商品です。ドアに固定した袋に荷物を入れて施錠してもらうので、盗難防止になります。こういったものを利用してトラブルを回避するのも1つの案かもしれません」

文   キャンディ| 似顔絵 池田マコト
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