埼玉・戸田中央総合病院 新型コロナのクラスターで亡くなった男性の遺族が思いを語った!

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   がんが発覚して入院した病院で新型コロナウイルスのクラスター(集団感染)が起き、亡くなった人(89)がいる。娘の50代女性が思いを語った。

   この女性は去年(2020年)11月、父親が埼玉県の戸田中央総合病院でがんで余命3カ月と診断された。その月のうちに病院で職員と患者318人のクラスターが発生。父親からは「いま病院はしっちゃかめっちゃかで、お前はしばらく来るな」と連絡があった。今年1月1日に「ご飯の味がしない」と電話があり、2日にも電話はきたが「もう何を言っているかわからない状態」だった。3日に陽性と判定され、9日に医師から死亡の連絡を受けた。女性は「病院にいるから安心と思っていた。ネットに病院の名が出たときに集団感染のニュースを初めて知った」と振り返った。

「どこの病院でも起こり得る」と専門家

   県は職員と患者が接触する際の感染対策が不十分だったのではないかと調べている。病院は「1日1200人が来院し、チェックしきるのはむずかしい」としている。女性は「こういう現実がある。安全な場所はないと思います」と話した。日本感染症学会の水野泰孝医師は「どこの病院でも起こりえること。院内感染はボヤのうちに封じ込めるのが重要です」と指摘した。

   阿部祐二リポーター「院内感染はあっという間だということが如実にわかりました」

   近藤春菜(お笑いタレント)「感染対策を改めて意識しないといけません」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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