「きのうの夜、心配なニュースが飛び込んできました」と司会の国山ハセンがきょう21日(2021年1月)の番組冒頭、お笑いコンビ「爆笑問題」の田中裕二(56)が、くも膜下出血・脳梗塞で緊急した入院のニュースを伝えた。
田中はおととい19日の午後7時から午後9時ごろまで、TBSラジオの番組収録があった。関係者によると、この時点では普段通りだったという。ところが、帰宅後のきのう20日午前2時ごろ、頭痛を訴えて救急車で都内の病院に搬送された。前大脳動脈解離によるくも膜下出血・脳梗塞と診断されたが、会話などに支障はなく、手術の必要もないという。1週間程度入院した後、大事をとって1カ月間休養する予定だ。
田中は昨年8月(2020年)に新型コロナに感染。翌9月20日にTBSの番組に復帰した際、「においがしなくなり、軽い肺炎と診断された。12日間入院し、解熱剤や頭痛薬を飲んで安静にしていた」などと当時の話をしていた。
新型コロナは血管へダメージ
新型コロナと脳梗塞との関連については、厚生労働省が昨年12月、コロナ患者6082人中113人が脳梗塞などの血栓症を発症したという調査結果を公表している。
東邦大学の小林寅喆教授「新型コロナは血管へのダメージを与えることがわかっています。(田中の場合も)コロナとの関連は可能性としては否定できないと思います」
キャスターの立川志らく「田中さんは同じ大学の1つ下。最初聞いた時はまさかと思ってびっくりしましたが、大事には至っていないということでよかったなと思います」
木曜コメンテーターの「NON STYLE」の井上裕介「(相方の)太田(光)さんの隣にいるという時点でストレスも多いでしょうから、ゆっくり休んでいただきたいですね」