麻生財務相、給付金なしの"言いっぷり"にスタジオ反発! 「国民に寄り添う態度なの?」

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   新型コロナの緊急事態宣言が再発令されたが、麻生太郎財務相はきのう19日(2021年1月)の記者会見で国民への10万円の再給付について「前回のように一律10万円というようなことをやるつもりはありません」と言い切った。きょう20日の「グッとラック!」はその言いっぷりを番組冒頭で取り上げた。

   麻生財務相は記者会見で「これまでの経験を踏まえて効果的な対策を講じていこうと考えている」と述べ、「低所得や減収世帯に絞った形にして給付することも考えにくいか」との質問に対しても「考えにくいでしょうね」と即答した。

   司会の国山ハセン「麻生大臣の発言には疑問の声も上がっています」

志らく「税金のことを年貢と思っているのか」

   キャスターの立川志らく「言い方がちょっとね。菅(義偉)首相の言葉は響かないけど、この人の言葉は悪い意味で響きすぎる。前にこの番組で鴻上尚史さんが言っていたように、税金のことを年貢だと思っているんじゃないでしょうか」

   メインコメンテーターの田村淳「(全体を)良く聞けば理解できることを言っていますが、もう少し国民に寄り添う言い方や態度をすればいいのにと思いますね。政治家が国民にどうやってメッセージを出すかは大事です」

   水曜コメンテーターの「NON STYLE」の井上裕介「政治家は選挙の時と当選してからの態度が全然違います。麻生さんは、きっと口説く時は優しいのにつきあったら変わるタイプだと思います」

   女優の星野真里「私は定額給付金が最善の策だとは思っていないので、やらないということに反対ではありませんが、もっとちゃんと説明してほしいですよね」

   パリからリモート出演の2チャンネル創設者の西村博之が「税金は国民のお金。どんどん配って、『自民党に投票すればお金がもらえる』と頭のおかしな国民に思ってもらえばいいんじゃないですか」と皮肉を込めた"暴言"を吐くと、ハセンは「博之さんの発言のリスクマネージメントは私がしなくちゃいけないので、言葉に気を付けてください」と後始末にあたふたしていた。

文   キャンディ| 似顔絵 池田マコト
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