「アメリカの民主主義は死んだ」 「ニューズウィーク」が連邦議会議事堂乱入を詳報、警官や警備陣も襲撃を知っていた!

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日本ハム中田翔の「交際」

   さて、同じ新潮に、日ハムのスラッガー、中田翔(31)が、暴力団にきわめて近い"密接交際者"と交友があるのではないかと報じている。

   昨年12月、愛知県警は大竹宏幸という建設会社の社長を「賭博開帳図利」の容疑で逮捕した。カジノを経営していて、その利益が暴力団の資金源になっていると見ているようだ。

   年末にも詐欺で逮捕されているが、この人物に中田が、ナゴヤドームの中日戦に特別パスを発行し、入れていたというのだ。その際、2人で写真を撮っていて、その写真もここに掲載されている。

   日ハムの広報は、中田が選手を連れていった飲食店で、偶然、顔見知りの人間に会い、その連れが大竹だったといっている。素性が分からずにパスを発行し、写真を撮っただけだというが、大竹のSNSには「いつもありがとうございます」と書かれているという。いかにも苦しい弁明だが、日ハムの主砲・中田には自重してもらいたいものである。

   さて、やはり新潮が、ジュリーこと沢田研二(72)が昨年末、突然、ファンクラブを解散していたと報じている。

   あまり太ったのでステージができないという理由かと思ったが、そうではないようだ。コロナ禍でライブなどの活動が軒並み中止になったので、今後は、自分のやりたい音楽活動をやっていきたいということのようだ。

   それに沢田は、ファンクラブといっても、ジャニーズ事務所のように高いカネを取るのではなく、会費はなしだそうだ。太ったジュリーでも好きだというファンが大勢いるのだろう。

   先週の文春が報じた、歌舞伎俳優・中村芝翫の第2弾。23歳も年下の彼女だが、240万円もする鏡台を芝翫に贈ったり、カネには困らないようだが、どんな女性なのか。

   自称、FXトレーダーといっているが、素人に近い程度で収支はマイナスだそうだ。では、なぜそんな大金を持っているのか。先週も触れていたが、彼女には一緒に生活している男性がいる。彼から月に30万~50万を生活費としてもらっているそうである。

   それ以外にも、関西の70代の税理士など、数名のパトロンがいて、デートするたびにお小遣いや、ときには高級腕時計などを買って貰っていたそうである。

   そうして"稼いだ"カネを芝翫に貢いでいたというわけだ。文春が芝翫に、「ヴィトンのバックをもらったそうだが」と聞くと、「あっ、彼女が買ってくれましたが、あとでちゃんとお金を払いました」という。

   芝翫は、不倫ではあるが、実態は彼女のヒモのような存在だったのではないか。

   文春は、ソフトバンクの無線基地の定期検診で、二次下請けのクラフテックジャパンが、「総務省に登録していない人間が作業しているのに、『点検員』が行ったと偽装している」と告発している。

   これも問題だろうが、こちらのほうがはるかに大きな問題に広がること間違いない。

   「携帯大手のソフトバンクから高速移動通信方式『5G』の秘密情報が漏出した事件で、不正競争防止法違反容疑で逮捕された元社員の合場邦章容疑者(45)=横浜市鶴見区=の転職先の楽天モバイルのサーバーや業務用のパソコンに、それらの情報が保存されていたことが13日、捜査関係者への取材でわかった。警視庁は、楽天モバイルで同僚らと共有した疑いもあるとみて調べている」(朝日新聞DIGITAL1月14日 5時00分)

   ソフトバンク側は楽天に対して訴訟を提起するといっているが、どのような秘密が漏れたのかが分かってくれば、楽天にとっては命取りにもなりかねない。(文中敬称略)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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