平日は人出減らず、病床使用率も横ばい 緊急事態宣言から1週間、効果は?

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   首都圏に緊急事態宣言が再び発令されてからきょう15日(2021年1月)で1週間。先週末の三連休は人出が減ったものの、平日はいつも通りだ。宣言の効果は見えてきているのだろうか。

   スマホの位置情報を解析する「Agoop」の調査によると、東京・新宿駅の人出は今月8日(2021年1月)が約9万4000人で、三連休は1日6万人前後に減ったものの、平日の12、13日は約8万3000人と増えている。渋谷駅も三連休は1日3~4万人だったが、平日は6万人前後。新橋駅も三連休は2万人台だったが、平日は1日約6万5000人で推移している。

   東京都の新規感染者数は検査数との兼ね合いもあり、今月8日の2392人以降減少傾向に転じ、12日には970人にまで下がったが、おととい13日からは再び1500人前後となっている。

   東京の病床使用率も大きな変化はない。軽・中等症用は今月8日は81%、きのう14日は80%。重症用は52%から54%に増えている。

行動変容見られない街の風景

   司会の国山ハセン「三連休の人出は減っていますが、結局普段通りです。そこまで行動変容はないという印象です」

   キャスターの立川志らく「今回の緊急事態宣言は飲食にターゲットを絞っていますから、人が減らないのは当然です。若者は普通に表に出ますよね」

   タレントのアンミカ「1回目の宣言の時と比べて、今回の緊急事態宣言は、満員電車もあって街の景色の緊張感が比例していない気がしますね」

   日本医科大学の北村義浩特任教授「人出はあっても、みんながマスクや手洗いを徹底し、人との接触を避けて危ないことをしなければ、案外2月中旬ごろには(東京の1日の感染者数が)500人のレベルまで下がるかもしれない。期待を込めた私の予測です」

文   キャンディ| 似顔絵 池田マコト
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