新型コロナ感染防止のため飲食店の時短営業が広がるなか、芸能人が経営する店も打撃を受けている。きょう15日(2021年1月)の「グッとラック!」が現状を取材した。
元力士の貴闘力(53)が経営する東京・江東区の焼肉店のおととい13日の売り上げは、通常の4分の1の11万円程度だった。いつもは午後2時から5時までは休憩にしていたが、時短営業でアルバイト店員の給与に支障が出ないよう、休憩をやめて店を開けている。「銀行からだいぶお金も借りた。あとどれぐらい続くんだろうなあ」と話していた。
お笑いタレントのドロンズ石本(47)は、東京・恵比寿で馬肉専門店を開いているが、今月11日の客は4人、12日は0人、水曜日は4人だった。売り上げは1日2万円に届かないのに、家賃や人件費などが月100万円弱かかる。それでも「(店を)開けておかないと、酒屋さんや八百屋さんなど取引先の業者さんがへこんでしまうので」と話す。今は通販やテイクアウトに力を入れているという。
「昼もだめならつぶれる」とテリー伊藤
都内でから揚げ店を展開するテリー伊藤(71)も売上げ減に頭をかかえている。「昼間もできる限り不要不急の外出自粛をお願いしたい」という今月12日の西村康稔経済再生相の発言に「あまりにも現実を見ていない。夜もだめ、昼もだめだったらみんなつぶれちゃいますよ」と怒り心頭だった。
司会の国山ハセン「売り上げがゼロの日もあるそうです」
メインコメンテーターの田村淳「関連する業者のために店を開ける、と気持ちで踏ん張っている。こういうところを政府はくみ取ってほしい」
キャスターの立川志らく「飲食店は色々工夫しているけど、限界がある。テリーさんじゃないけど、いいかげんにしろ、という声がどんどん上がってくるでしょうね」