成人式やればどこかで酒盛りも...自治体で開催の判断分かれる! 望月雄太「報道的には狙い撃ち」

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   緊急事態宣言が出されている東京など1都3県で、きのう11日(2021年1月)前後に、成人式を開いた自治体もあった。

   約3万7000人の新成人がいる横浜市では、横浜アリーナとパシフィコ横浜の2カ所で計8回に分散して成人式を開いた。会場の入り口では、検温や消毒が義務付けられ、マスクをつけた晴れ着姿の新成人たちが手指を消毒して参加した。しかし、中には酒瓶を持ち込もうとした男性が警備員に注意される姿も。会場の外では、テキーラの回し飲みをする新成人もいた。横浜市は会食自粛を呼びかけたが、式典後に居酒屋に入る集団が。女性の一人は「自粛っていうけど、こういう時にしか集まれないから」。

   朝日新聞によると、東京都内では少なくとも13区市が式典の中止を発表したが、新宿区の吉住健一区長は、開催を明言していた。番組の取材に対しても「(会食の恐れについては)逆に来ていただいて、しっかり説明しようと思っている」と答えていた。ところが、8日昼になって急きょ中止を発表した。同区長は、「7日に保健所から(感染状況が)急激に変わったとの連絡があり、国からも(中止を)要請すると(リリースが)流れた」と説明した。

開催した杉並区長「酒盛り控え、今日だけは家に帰ってください」

   東京23区内で唯一、会場での成人式をした杉並区の田中良区長は「みなさんを信頼したい。式典後の酒盛りは控えて、今日だけは家に帰ってください」。式典を終えた大半の新成人は会食には行かないと話していたが、一部には途中で会場を抜け出して、路上で酒を回し飲みする姿が見られた。

   キャスターの立川志らく「大半の方はおとなしくうちへ帰ったんだけど、一部にバカな奴らがいた。やはり最悪の状態を想定(して、中止)すべきだった」

   望月優大(フリー・ライター)「どこまでこの話をとりあげるべきだろうか。イベントは5000人までよくて、成人式は個別に判断する。整合性がない。報道的にも狙い撃ちになっていないか」。

   成人式を開くかどうかの判断を番組で取り上げる意味があったのだろうか。

文・栄

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