飲食店夜8時まで、守る店続々⁉「客来ない,協力金もらって休んだ方がマシ」... 逆に「昼飲み」増えている

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   東京都で過去最多の新型コロナ感染者2447人を記録した1月7日(2021年)、東京、神奈川、埼玉、千葉に対して2度目の緊急事態宣言が発令された。宣言下初の週末となった9日(土曜)からの3連休、人の流れは変わったのだろか。

   9日の渋谷センター街の人出をみると、2週間前に比べると6割程度に減ってはいるが、前回発令後初の週末となった2020年4月11日に比べると337%と3倍増とそこそこの人出だ。

   きのう10日、午後3時を過ぎた上野。去年4月はシャッター通りだったが今回は休業している店は見当たらない。お店は普通に開いていてお客さんも入っている。都内の駒沢公園では、多くの家族連れが凧揚げをして楽しんでいる。

専門医「感染対策できていない店もある」注意を呼びかけ

   一方、夜の街では飲食店が続々と8時に閉店する光景がみられた。宣言前には「時短要請に応じるのは難しい」という声も出ていたが、実際には「営業時間を伸ばしたところで厳しい。それだったら6万円の協力金をもらって休んだ方がマシ」と応じる店が多い。都内で4店舗の飲食店を経営するオーナーは、3店舗を休業、1店舗は時短で営業を行っている。

   飲食店の時短で、新橋では屋外で酒を飲む姿が見られる他、「19時にお酒がラストオーダーなので、お昼ぐらいしか飲む方法がない」と午後3時くらいから昼のみをする人も。

   小倉智昭キャスター「経済経済という政府の思惑通りの結果だと思う。特に夜8時以降の不要不急の外出は控えてください、飲食店は8時までの営業というと、それまでは大丈夫という気持ちにさせる文言だと思う」

   石黒賢キャスター「昼ならいいじゃない、とみなさん思われてもいたしかたない」

   二木芳人(昭和大学教授)「6万円という協力金もあって、思った以上にお店の方が協力してくださっているが、逆にお昼間でていいという雰囲気になった。しかし、飲食店は感染対策できているところとできていないところが十把一絡げになっている」

   立岩陽一郎(ジャーナリスト)「緊急事態宣言を重視する雰囲気がないと効果がない。それが結局出ちゃっている。総理の発言の仕方もあるが、雰囲気作りがうまくいっていない」

文   みっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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