昨年(2020年)アカデミー賞作品賞やカンヌ映画祭の最高賞パルムドール受賞した韓国映画「パラサイト 半地下の家族」(2019年、ポン・ジュノ監督)が、早くも8日(2020年1月)、夜9時から日本テレビ系「金曜ロードショー」で放送される。
仕事も計画性もないが楽天的な父キム・ギテク。そんな甲斐性なしの夫に強くあたる母チュンスク。大学受験に落ち続ける息子ギウ。美大を目指すが予備校に通うお金もない娘ギジョン。しがない内職で日々を繋ぐ彼らは、"半地下住宅"で暮らす貧しい4人家族だ。「僕の代わりに家庭教師をしないか?」ギウはある時、エリート大学生の友人からアルバイトを頼まれる。そして向かった先は、IT企業の社長パク・ドンイク一家が暮らす高台の大豪邸だった。パク一家の心を掴んだギウは、続いて妹のギジョンを家庭教師として紹介する。更に、妹のギジョンはある仕掛けをしていき・・・。"半地下"で暮らすキム一家と、"高台の豪邸"で暮らすパク一家。相反する2つの家族が交差した先に、想像を遥かに超える衝撃の光景が広がっていく――。
今回の番組オリジナル吹き替え版では、家族の就職のきっかけを作る長男・ギウの声を神木隆之介さんが担当する。
神木さんは「今まで声で参加させてもらった作品では、僕の出す声の色がついていましたが、今回はそれをあえて抑えて、今までにない声の出し方に挑戦させて頂きました。やった事がないチャレンジだったので不安もありつつ、どんな出来上がりになるかとても期待しています」と話している。
ネットフリックスなどで配信されているオリジナルとの違いを見比べるのも一興だろう。
(TVウォッチ編集部)