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世界を股にかけた前オーストリア大使の「下半身裁判」

   現在係争中の裁判で、原告は小井沼紀芳(65)前オーストリア大使の妻で、被告は小井沼の10歳年下の部下。他の機関から出向していた被告と不倫関係になり、その後、日本でも密会を繰り返していたという。

   妻は偶然、亭主のパスポートを見て、内密に帰国していたことを知り、問い詰めたところ、事実関係を認めたそうだ。妻はショックを受け、夫婦関係は完全に破たんしたため、損害賠償として200万円を払えと訴えているという。

   裁判で被告の女性は、不倫ではないと全否定し、小井沼の女性関係を次々に暴露し、極め付きは、「大使がベトナムに赴任当時、女性と交際関係を持ち、妻から怒られてパイプカットをしたらしく」ということまで話していたというのである。

   駐在外交官たちの中には、セクハラ、パワハラで訴えられる人間が少なからずいるが、このケースは酷すぎる。

   このセクハラ大使がオーストリアにいた2019年9月には、秋篠宮佳子さんが初めての海外公務としてこの地を訪れ、この男がアテンドしていたのだ。

   佳子さんがこれを読んだら、何と思うのだろうか。(文中一部敬称略)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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