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中村芝翫の再びの「不倫」

   ところで、文春の「初荷・不倫」は、4年前にも京都の芸妓と「禁断愛」を報じられた歌舞伎役者、八代目中村芝翫(当時は橋之助=55)である。

   芝翫というのは江戸時代から200年の歴史を持つ大名跡。そんな人間が、1度ならず2度までも「不倫」で話題になるとは、さぞ、妻の三田寛子(54)も嘆き悲しんでいることだろう。

   昨年の11月26日、東京の歌舞伎座に出ていた芝翫は、そそくさと歌舞伎座を後にし、新幹線に飛び乗ったという。テレビのロケのために京都駅に着くと、ホテルにチェックインして、なじみの木屋町通りにある高級割烹に関係者らと入る。

   そこにかねてから情を通じているA子(32)が加わる。その後2人は関係者を残して店を出る。慌ててその後を店の女将が追って、ホテルのエレベーターに2人が乗ったのを見届けて、店に戻っていったそうだ。前回、不倫がバレタのを教訓として、不倫と見られないよう女将にカモフラージュしてもらっていたという。そのホテルには3泊したそうだ。

   A子は大阪在住で、中学の頃から歌舞伎ファンで、10数年前に知人の紹介で芝翫と会ったという。逢瀬を重ねてきたそうだが、昨年夏に芝翫の彼女への"熱"が上がったと、A子の知人女性が話している。

   だが、彼女には同棲している男がいるというのだ。マンションも借りてもらい、カネも月に30~50万円ももらっているそうだ。なかなかしたたかな女性である。

   芝翫の楽屋に据えられている鏡台は、彼女が八代目襲名の時に贈ったそうで、240万円もしたという。芝翫は、東京の自宅を深夜にこっそり抜け出し、彼女が宿泊しているホテルへ行ったりしていたそうだ。

   1月2日、文春が芝翫を直撃。最初は驚いたが、A子については、「十代のころから知っているお友達でございます。ご安心ください。(男女の関係は)絶対にない」と、顔を紅潮させながら抗弁したそうだ。

   そこで、前回の不倫の時、見事な火消し役を果たした妻の三田はどう答えるのか。都内のホテルに現れた三田は、まず、コロナ感染対策を歌舞伎座、松竹が一丸となってやっている時、新年早々こういうことでお騒がせするのは、本当にお恥ずかしいと語る。

   離婚については、「ないです」ときっぱり。「二十一歳で彼に出会って三十年以上、その間、彼がずっと頑張ってきた姿も一番そばで見ていますし、やっぱり少しでも支えるというのも私の仕事の一つ」。子どもたちは彼女を励ましてくれて、父親のところへ行って、「お父ちゃん、ちゃんとお母さんの目を見てきっちり謝って、きっちりお話をしてください」といったそうだ。

   そして三田はこういう。

   「『私は(あなたの)お母さんじゃない!』と言いたい。人生のパートナーなんです。(中略)とにかく、私がお母さんだと思っているところがあるんですよ、きっと。お母さんなら許してくれると」

   今回も妻の言葉で、この女好きの歌舞伎役者は救われたようだ。一生頭が上がらないだろう。

   女性にルーズといえば、新潮が報じている前オーストリア大使の「下半身」も呆れるぐらいすごい。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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