コロナ禍による巣ごもりで自宅でのパン需要が伸びている。去年の緊急事態宣言下でも、在宅ワークしながら自宅で簡単に食べられるものとしてパンの売り上げが伸びていたが、今年もおせち料理に飽きた人がパン屋さんに行列を作る光景が街のあちこちで見られる。
パンといえば高級食パンもブームとなったが、その火付け役でもあるベーカリープロデューサーの岸本拓也氏は、最近のカレーパンの進化ぶりに注目している。いったいどう進化したのか、山崎夕貴アナが検証に向かった先は東京町田市のパンパティ。多くの人が手に取っているのはスチームで焼き上げた牛バラ肉をカレーとともの包んだステーキカレーパン281円。試食した山崎アナは「口の中全部肉。ネオ感ある。食べたことない」
重量感ありで、変わり種も激増中!
パン料理研究家の片山智香子さんによると、ステーキカレーパンのように重量感のある具だくさんのカレーパンが「ネオカレーパン」としてブレイクするという。
この他、パンの表面をクルトンで覆い、中にはおおぶりのジャガイモがたっぷり入ったザックザクカレーパン(小麦の奴隷LABO×MITSUME・250円)、むき海老が3尾も入ったエビカレーパンフォンデュ(ペンギンベーカリー・330円)や、蒸し牡蠣が2粒以上入ったかきカレーパン(パンセ松島店・300円)、8種類の厳選スパイスとチーズフォンデュソースで作るチーズフォンデュキーマカレーパン (ブーランジュリシマ・486円)など、変わり種のカレーパンが増えてきている。
TOKYOカレーパン(BURDIGALA TOKYO・1078円)は、ルーをパンに流し込むという、もはや包まないカレーパン。食べる時にはフォークとナイフが必要だ。
カレーパンだけではなくバゲットサンドも進化している。分厚いパテが入ったパテサンド(カステット・320円)やビーフシチュー(ブランジェリーケン・442円)や、プレスリーが愛したというバナナ、ベーコン、ピーナッツクリーム、はちみつを挟んだエルビス(ブランジェリーケン・345円)。パン世界大会1位のシェフがこだわりバターと超高級ハムを挟んだジャンボンブール(コム・ン)は1080円とお値段も超一流だ。
キャスターの小倉智昭「パンは食べるものなに挟んでもいいんだもん。カレーだっていろんなカレーがある」
火曜レギュラーのカズレーザー「素材が美味いから相当美味しいだろうね」
山下真司(俳優)「アメリカで一番売れているのはピザとハンバーガーなんだって。自宅で食べられるし、パンが売れるというのは日本もそういう傾向にあるんじゃないかな」